NIPPAN
RECRUITING

Interview

文具のチカラで、
書店の未来を
切り拓く。

白鶯の本気

白鶯 繭子Mayuko Hakuo

文具雑貨事業部
※当時 商品開発部
文具雑貨仕入・MD

2018年新卒入社。書店は考え事をしたり、暇を潰したり、落ち込んだときに行ったり。なんとなく足がむき、何度でも行きたくなるところ。そんな書店に関わることのできる場所で働きたいと考える中で、出版業界全体に関わりながら新たなチャレンジのできる企業として日販に出会う。現在は、文具担当の視点から書店のあり方を模索している。

私のミッション

頼りになるのは、
自分の「売れる」確信。

書店は、いまや本を売るだけの場所ではありません。雑貨や文具、玩具、ときには植物まで、訪れた人が思わず手に取る魅力ある商品が、店頭には並びます。その中で私が担当しているのは文具です。魅力的な文具に目をつけ、取引先となるメーカーを新規開拓することもあれば、ゼロから商品開発を行うことも。私は主に前者を担当しており、書店で販売する文具を探して、仕入れています。そのため、情報収集は常に欠かせません。文具店を巡ることはもちろん、SNSのチェックは必須です。話題になりそうな商品をいち早く入荷すれば、書店のヒット商品がつくれるかもしれない。自分のヨミ次第で、日販の取引先である全国数千店舗の書店にお客様を呼び込む可能性も秘めている。日々、仕事の影響力の大きさを感じています。

いちばん本気を出した
仕事エピソード

3万人が一度に熱狂する、
文具のチカラ。

文具の影響力の大きさを、私は「文具女子博」というイベントの企画・運営を通じて感じました。文具女子博とは、累計50万人以上が来場する日本最大級の文具の即売イベント。文具メーカーと、文具好きが一堂に会する場です。私は文具仕入担当者として、実行委員会の業務に携わっています。イベントにより興味を持ってもらえるよう、イベントの企画や公式ガイドブックの制作なども担当。準備段階も思い出深いのですが、強く私の印象に残ったのは、イベント当日でした。文具が好きな人たちの、熱気、熱狂。それまでイメージしていたお客様像よりも、遥かに文具が好きな人たちがたくさんいました。自分の仕事も、こんなふうに心から喜んでもらえる仕事であってほしい。そのときの気持ちを忘れないようにしようと心に決めて、日々文具と向き合っています。

本気で
実現したいこと

もっともっと、
売り場を盛り上げる商品を。

書店は、新しい出会いを生み出す場所だと私は考えています。偶然目についた本に、たまたま悩んでいたことのヒントが書かれているかもしれません。ついでに買った文具が、その先ずっと使う愛用品になるかもしれません。そんなささやかな出会いを提供する場所が、書店であったらいいと私は思います。一方で、書店への来店客数が減り、閉店する書店が増えているいまの現状を、もどかしく感じています。本や文房具に関する需要は確かにあるのに、書店の数が減っている。だからこそ、書店を盛り上げられるような新しいコンテンツ、商品を生み出していきたい。文具担当として、店頭に足を運んでもらえるような、最新の文具や話題の文具を提案していきたいです。