Interview
誰かの
「好き」を、
盛り上げたい。
鯵坂 玲奈Reina Ajisaka
日販セグモ株式会社
マーケティング部
エンタメ企画
2016年新卒入社。大学の授業がきっかけで、流行の仕組みやプロセスに興味を持つ。同時に流行に左右されない誰かの「好き」な気持ちへの関心をもち、現在「誰かの好きを形にするエンタメ企画」に携わる。入社後はグループ会社の営業推進・経営企画担当。現在、日販セグモにて「検定事業」「パンのフェス」を担当し、全国を飛び回っている。
人々の情熱を、
エンタメへと昇華する。
エンタメ企画は、検定やイベントを企画・運営するのが主な仕事。一言でいえば、誰かの「好き」を認め、後押しする仕事です。たとえばパンシェルジュ検定やねこ検定など人々の様々な「好き」に応える検定事業。各分野における深い知識を問う試験があり、合格者は主催者である企業や団体から好きの証として公式の認定を受けることができます。受験者のモチベーションを高めるため、合格証はもちろん、合格者特典として限定グッズやイベントも考案します。ときには検定から派生した大規模イベントを企画することも。特に私が担当している「パンのフェス」は、横浜赤レンガ倉庫をはじめ全国各地で開催される、国内最大級のパンのイベント。10年以上実施しているパンシェルジュ検定とともに、全国のパン好きやパン屋さんから注目されるイベントへと成長してきました。ビジネスを大きくするのは、計り知れない原動力をもった人々の「好き」の気持ち。これからもビジネスの幅を広げ、様々なエンタメを提供することで、ひとりひとりが輝ける場をつくる。それが私のミッションです。
企画だけなら、誰でもできる。
自ら動く人になる。
入社2,3年目は、グループ会社で経営企画を担当していました。全社に向けた目標共有のための社内広報や、全社集会の企画など、一見エンタメ企画と全く異なる仕事に見えますが、当時学んだ知見や仕事の姿勢が、現在の業務にも大きく活かされています。経営企画時代の大きな気づきは、企画だけなら誰にでもできるということ。重要なのは、企画をカタチにするため、いかに行動できるかだと感じました。企画した内容を実現するために、周囲に声をかけ、仕事を依頼したり、理想のプランと現場との乖離がないかを気にかけたり、パンフレットのデザインやキャッチコピーにもこだわったり。数多くのタスクをこなしながらも、目的を達成していく。やりたいと思った企画のために、自らどれだけ頭を使い、足を動かせるか。当時身につけたことが、現在の仕事においても活かされています。
人それぞれの「好き」に
出会える場所を、
もっともっと盛り上げたい。
旅客機・エアライン検定という、航空機にまつわる検定のイベントを実施したときのこと。たまたまお話を聞かせていただいた方のエピソードが、とても印象的でした。その方は、小さい頃に観たドキュメント番組に影響されて航空管制官の仕事に憧れを持ち、現在は夢を叶えて航空管制官として就職するまでに至ったとのこと。その話を聞いて私は、人が何かを好きだと思う気持ちの強さ、何かを好きになるきっかけの大切さを、改めて感じることができました。その経験から、いま担当しているイベントでも、人々の「好き」の気持ちを、多方面から盛り上げていきたいと感じるようになりました。まずは、担当しているパンのフェスを全国的にもっと有名なイベントへ育てたいです。いつものお気に入りのパンはもちろん、新しいパンとの出会いもあるように。全国各地、数多の企業と交渉し、イベント規模を拡大していきたいです。そして今後、他のコンテンツでもパンのフェスや文具女子博のような大規模イベントを開催したいと考えています。そのためにも、人それぞれのコンテンツ愛をより一層盛り上げられる企画を、提案し続けたいです。